ラブライブ!スーパースター!!PV感想 ~はじまれ!新しい「ラブライブ!」~

皆様、こんにちは。
今年も残すところ半分となりましたが、進捗いかがですか。


さて、六月二十八日に「アニソン!プレミアム!『ラブライブ!SP』」が放送されました。


ラブライブ!」シリーズのスクールアイドル4グループが勢揃いするという豪華内容(九人全員ではないとは言え、μ'sまで出演するとは!)
わたしは深夜帯での放送というのもあってリアルタイム視聴はあきらめたのですが、その番組内で「ラブライブ!スーパースター!!」の新作PVが公開されていました。

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リアタイ出来ないときに限ってそういうことする……(後日、NHKプラスで観ましたけどね)
前回公開されたティザーPVとは違い、今回は声付き。ストーリーの一端も垣間見えるような内容になっています。期待感がかっとビングだぜ、オレ。


それでは、詳しい感想をやっていきましょう。
※以下、画像はすべて「TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』PV」からの引用です。




可可「太好听了吧!」

中国語はまるでわからないのですが、ざっと調べた限り「素敵な声デスね!」的なことを言っているらしいです。
「始まりは君の空」でのボイスドラマでも、かのんは可可に誘われてスクールアイドルを始めたと言っていましたし、その辺はアニメ時空でも変わりない様子。
それはそれとして、このシーンの可可、人間業とは思えない横スライド移動を披露していて、中国四千年の歴史を感じる。



かのん「うわあああああ!!」

「顔芸」と書いて「いつもの」と読む。たとえ、主人公だろうと容赦はない。
まあ、上原歩夢さんも「アニメニジガク」第二話であの有様だったし……。


千砂都「かのんちゃんも歌、続けるんでしょ?」
かのん「新しいこと始めるのも、いいかなって」

これ、アレや。「新しいことを始める」ってのを逆に逃げ道にしてるやつや。「新しいこと」にこういう後ろ向きな意味合いをもたせるの、割とありそうだけど類型が思い浮かばない。
そういえば、この後のシーンでも、「歌うことをやめようとしている」セリフがありますね。はたして、彼女になにがあったのか。


すみれ「平安名すみれです。……よろしく」

「洗ってない矢澤の匂いがする」とか「洗ってない津島の匂いもする」とか「洗ってない中須の匂いはそこまでしない」とか色々言われている平安名すみれさんですが、今回のPVだとちょっとツンケンした印象を受けます。

まあ、こういうシーンもあるわけですが(本当に同一人物なのか?)

このシーンのかのんが可愛い。


恋「このチラシを配っているのは、あなたですね?」

あふれ出る黒澤ダイヤ
恋が生徒会長というのは今回が初出の設定であるように思うのですが、その辺どうでしたっけ。
はたして、「『ラブライブ!』シリーズの生徒会長はぽんこつ」という風評被害を払拭出来るのかどうか。


可可「好きなことを頑張ることに、お終いなんて、あるんデスか?!」

セリフが強い(小並感)
個人的に、「ラブライブ!」において「好き」という感情は最重要ワードのひとつだと思っていて、それがこのPVのクライマックスとも言える場面で出てくるのには、それ相応の意味があるんじゃないかなって。
考えてみれば、可可は「スクールアイドルが大好き」という気持ちだけで日本に来てしまうような女の子であるわけで、「大好きを原動力にして突っ走る」という点ではニジガク屈指の強キャラである優木せつ菜に通ずる部分もあるんですよね。それだけで、強キャラの素質は十分にあると言えるのでは。


全体的に見て、かのんと可可の関係性がストーリーの焦点のひとつになってくるのかなというところがあります(このふたりだけ、明らかにセリフ量が多いんですよね)。「ラブライブ!サンシャイン!!」における桜内梨子高海千歌の関係性に相似した部分も感じさせますね。

7/11の初回放送、大変楽しみです。