皆様、こんにちは。
空高く舞うトンボの群れに秋の訪れを感じさせられる今日この頃ですが、進捗いかがですか。
💫2ndライブ放送💫
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2022年9月4日
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このあと22時から📺✨
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フジテレビTWO にて#Liella! 2nd LoveLive!
~What a Wonderful Dream!!~
with Yuigaoka Girls Band 放送📣
ライブの特別編集版に加え、代表メンバー3名によるトークパートも🌟
是非ご覧ください♪
🔻詳細情報https://t.co/xW705kpRbr#lovelive pic.twitter.com/gzpBTW6JSE
そんなに「ラブライブ!」が好きになったのか、フジテレビ(二ヶ月ぶり三度目)。
「まさか、ニジガクのみならずLiella!の単独ライブまで放送するとは……」という気持ちが出てくるんですよね。てっきり、フジテレビはニジガク推しなのだとばかり……。
キャスト三人によるトークパートが思った以上のボリュームで、その点においては意外性込みの満足感がありましたが、ライブパートにおいてソロ曲を全カットしてきたのには良くも悪くも度肝を抜かれたというところがあります。1stアルバムに収録されたソロ曲の披露は、2ndライブのウリのひとつと思っていたところはあったんですけどね。「せめてもう二十分、尺が長ければ……!」と思わざるをえない。
それはそれとして、ニジガクのユニットライブやLiella!が出演した超次元音楽祭の前例から考えると、今回のライブも定期的に再放送してくれそうなので、その点においては純粋に楽しみなのです。
それでは、本編の詳しい感想をやっていきましょう。
※以下、画像はすべて「TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!! 二期』第八話」からの引用です。
広がり続ける「みんな」の環
「ラブライブ!」優勝という目標へ向け、その第一歩として地区予選に挑むLiella!。
「みんなのために歌いたい」・「音楽でみんなを結びたい」・「みんなで喜びを分かち合いたい」という思いを胸に歩み続けるかのんたち。彼女たちが「『みんな』であること」にこだわり、それを大切にしているというのは、今までの感想でも触れてきたところです。
これまでの「スーパースター!!」二期のストーリー(特に第四話以降)においては「Liella!の仲間たち」という「小さな『みんな』」についてスポットを当て続けてきたというところが大きかったように思うのですが、今回のエピソードにおいては「Liella!」と「結ヶ丘の生徒」という「大きな『みんな』」にスポットを当ててきたなという印象があるんですよね。
学校の魅力を広く伝え、より多くの生徒を集めることによって学校を盛り上げ、生徒全員が誇れるような素晴らしい学校を作り上げようと、一致団結してオープンキャンパスを作り上げる結ヶ丘の「みんな」。そして、学校の「スーパースター」であるLiella!の「ラブライブ!」優勝という夢を叶えるため、かのんたちを全力でバックアップする結ヶ丘の「みんな」。
ひとつの目標に対し、手と手を取り合って取り組む「みんな」の姿は、恋やかのんが願い続けた「みんなが結ばれる」光景であり、それが色濃く描かれた今回のエピソードはそのひとつの到達点なのではないかと思えてくるのです。
かのん「Liella!の道が、結ヶ丘の道が、あなたと交わりますように!」
そして、かのんの視線は「さらに大きな『みんな』」へ向けられつつあるように、わたしには感じられます。「Liella!の仲間たち」でもなければ「結ヶ丘の生徒」でもない、画面の向こうにいる「あなた」=まだ出会ったこともない「みんな」へと向けたメッセージは、きっとその表れでしょう。
それは、オープンキャンパスというイベントを通して、たくさんの新入生に満ちあふれた「未来の結ヶ丘の『みんな』」を見たからかもしれません。あるいは、にぎやかで笑顔があふれる街に集う「名も知らぬたくさんの『みんな』」を見たことによって、「結ヶ丘がこの場所に作られたのは『道が集まり、ひとが集まる場所だったから』」という気づきを得たからかもしれません。
「Liella!の『みんな』」・「結ヶ丘の『みんな』」という枠組みを超えた「さらに大きな『みんな』」へと、その視線を向けつつあるかのん。それはきっと、まだ出会ったこともない「みんな」に歌を届け、これから出会うであろう「みんな」と想いを結ぶための新たな一歩へと繋がっていくことでしょう。「『みんな』であること」を大切にするLiella!にとって「より大きな『みんな』」の存在は、彼女たちにさらなる力を与えてくれるはず。かのんの、そしてLiella!の、スクールアイドルとしてのさらなる躍進に期待が高まりますね。
さらに言うなら、ウィーン・マルガレーテがLiella!のライブステージを訪れていたということについても、示唆的なものを感じさせるなといったところがあるんですよね。
「孤高のソロアイドル」。ウィーンを表現する言葉として、これ以上のものはありません。Liella!のライブパフォーマンスを見守る「みんな」の環に入ることなく、あまつさえそこから背を向けるかのようなその姿も、「孤高のソロアイドル」というイメージをさらに印象付けてくるかのように思えてきます。たった「ひとり」で「ラブライブ!」に挑む彼女は、「みんな」であることにこだわるLiella!と対極的な存在であるといっていいでしょう。思い返せば、ウィーンが本格的にストーリーに関わってきた第三話は、Liella!と結ヶ丘の生徒たちの関係性にスポットを当てたエピソードでもあったんですよね。このことからも、「ひとり」であるウィーンと「みんな」であるLiella!の対比関係を感じさせられるところはあります。「ひとり」と「みんな」の対比関係によって、「『みんな』であること」を大切にするLiella!をより色鮮やかに描こうとするシナリオ上の意図が見えてくるようにも思えてくるんですよね。
ウィーン・マルガレーテとLiella!。「ひとり」と「みんな」をそれぞれ象徴するふたつのスクールアイドルは、これからどのような道を歩んでいくのでしょうか。そして、ふたつのスクールアイドルが歩む道はどのように交わっていくのでしょうか。今後の展開に注目していきたいところです。
そして、「『みんな』であること」にこだわり続け「みんな」とともに歩み続けるLiella!は、「ラブライブ!」優勝を成し遂げ、「みんなで喜びを分かち合」うことが出来るのでしょうか。かのんたちの歩む道を、期待とともに見守ることにしましょう。
こぼれ話
うたうたいがうたうばわれてうたうたえぬ
千砂都「……あれえ?」
「ライブを行うと、Liella!ばかりに注目が集まってしまう」という指摘を受け、オープンキャンパスでのライブ開催を見送ることにしたLiella!。「結ヶ丘を盛り上げるため」というのがスクールアイドルをやるうえでの大きな目的であるかのんたちにとって、自分たちにばかり注目が集まるのが本意ではないというのは、容易に想像がつくところです。
しかし、オープンキャンパス当日。Liella!のもとを訪れたのは、未来の新入生たちではなく閑古鳥の群れだったのです。歌や振付、そしてそれらが織りなすライブパフォーマンスはスクールアイドルにとって最大級の「言葉」と言えるもの。その「言葉」を奪われたスクールアイドルはここまで脆い存在となってしまうのかと考えると、なかなか興味深いところだなという気持ちが出てくるんですよね。本人たちからしてみれば興味深いどころの騒ぎではないのでしょうが、それはそれ、これはこれ。
そりゃあ、気心知れた人間同士で組んだほうがやりやすいだろうけど
理事長「生徒会書記、桜小路きな子」
きな子「はいっす!」
理事長「続いて会計、七草ナナミ」
ナナミ「はい!」
「完全に身内人事じゃねーか!!」って、ゲラゲラ笑いながら見る羽目になってしまったところはある。あるいは、新規にキャラクタをデザインするのが面倒臭かったのだろうか。そういえば、「無印」も「サンシャイン!!」もメインキャラクタ以外の生徒会メンバって全然出てこなかったような……?
夏美「今までにない新しい人選ですの」
メイ「学校のために、音楽科以外のひとも入れたほうがいいって、恋先輩が」
さらに言うなら、「『今までにない新しい人選』って言ったって、今までの生徒会は恋のワンオペだったのでは……?」というツッコミが発生しそうになるところまであるんですよね。
今回のここ好きポイント
きな子「結ヶ丘のシンボルっすか?」
かのん「うん。例えば雪国の学校なら雪のイメージだし、海の近くにある学校なら海だろうし」
なんとなく、Saint SnowとAqoursを思い起こさせるフレーズ。
今回のここ好きポイント その2
きな子「あっちも! こっちも!」
「わたしが原宿に行ったときも、こうやって写真取っているひとを見かけたなあ……」という気持ち。ドラマの撮影までは、さすがに見かけなかったけど(まあ、年末でしたしね)。
\次回予告/
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) 2022年9月11日
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ラブライブ!スーパースター!! 2期
第9話「勝利のために」
Eテレ 18(日)夜7:00
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第8話「Chance Way」の見逃し配信始まりました▶https://t.co/5E3GZqrSgT
お楽しみに♪#lovelive #Liella pic.twitter.com/WoOp92glSR
無事に地区予選を突破し、東京大会へと進出したLiella!。次回以降のストーリーでも彼女たちの躍進が期待出来そうですが、次回予告の最終カットから不穏さを感じてしまうのは、きっとわたしだけではないはず……。
次回や、いかに。